ご挨拶・ケアーズのあゆみ
所長挨拶
東久留米白十字訪問看護ステーションのあゆみと特徴
白十字訪問看護ステーション(新宿区市谷)における長年の訪問看護実践の経験と理念を受け継ぎ、多摩北部地区の東久留米市に平成19年8月に開設致しました。 利用者の方の尊厳を守りながら、住み慣れたご自宅、あるいは地域での生活が続けられるようお手伝いいたします。小児ケアや在宅ホスピスケア(在宅での看取りを含む)を積極的に提供させていただいています。
乳児~100歳を超える高齢者の方まで、常時140~150名/月のご利用者様がおられます。がんなどの慢性疾患や難病、精神疾患、障がいをお持ちの方など、年齢も疾患も様々な方々のご自宅に伺い、自宅での症状コントロールや自宅でのお看取りをさせていただいています。ご遺族となられたご家族には、グリーフケアの提供もこころがけております。現在は、「機能強化型訪問看護ステーション1」として活動しています。認知症共同生活介護(グループホーム)との施設契約により、グループホームへの定期訪問も実施しています。障がい者の方々が入居される施設や、特別養護老人ホームなど、自宅以外の施設にも訪問しています。
2017年度から、東京都訪問看護教育ステーションにも指定され、様々な活動を行っています。また、2014年に東久留米市医師会から「東久留米市民のための在宅療養相談窓口」の業務委託を受け、開設・運営をして参りました。2016年からは、東久留米市の事業に変更となり、「東久留米市在宅療養相談窓口」に名称を変え、東久留米市から受託して活動しております。市民や地域の医療福祉職の皆様からのご相談に対応させていただいています。
2011年からは、わたくしが理事を務めるNPO法人緩和ケアサポートグループとの協働で、訪問看護ステーション事務室の一部を開放し、「ふらっとカフェ」・「ふらっと相談室」を開催し、市民の方の相談支援や、居場所・交流の場所・学びの場を提供しています。2018年度からは、東久留米まちづくりサポートセンターと協働で、多世代食堂東久留米ニコニコ食堂も開催する予定でおります。 今後も、地域に密着、そして開かれた活動を実践し、地域と共に成長していきたいと考えています。居宅介護支援事業も行っています。
中島所長の紹介
- 1986年
- 看護師資格取得。約7年間、都内の一般病院に勤務
- 1995年から
- 訪問看護に従事
- 1998年から
- 訪問看護ステーション管理者
- 2007年8月
- 東久留米白十字訪問看護ステーション開設 管理者
- 1999年
- 介護支援専門員取得
- 2003年
- 緩和ケア認定看護師取得
- 2016年
- 在宅看護専門看護師取得
その他の活動
活 動
- 看護大学や各団体主催の研修会やシンポジウムなどでの講義
- 行政や看護職能団体等の各種委員会委員
- 介護保険要介護認定審査会委員(2市)など
発行物
- 共著「がん看護の実践1 エンドオブライフのがん緩和ケアと看取り」医歯薬出版株式会社 2008年
- 共著「在宅緩和ケアのための地域連携ガイド」厚生労働科学研究費補助金
- “在宅医の早期参加による在宅緩和医療推進に関する研究”班 2008年
- 共著「平成21年版看護白書」日本看護協会出版会 2010年
- 共著「からだの科学増刊」日本評論社 2010年
- コミュニティケア臨時増刊号「訪問看護が支えるがんの在宅ターミナルケア」日本看護協会出版会 2013年
- がん看護 21巻第2号 臨時増刊号 「高齢がん患者のトータルケア:高齢がん患者の在宅ケアのおける看取りを支える」 南江堂 2016年
- がん看護 21巻第7号 「がんサバイバーへの支援:地域で支援するサバイバーシップ」 南江堂 2016年
- 編集「私らしく死にたい 病後の医療・暮らし・旅立ち」 水曜社 2016年
- 共著 ナーシング・グラフィカ 在宅看護論② 在宅療養を支える技術 メディカ出版 2018年1月発行
- 看護 69巻9号 特集2介護施設等における看護職員の役割「支え合い・分かち合い・助け合いでお互いが成長し続けられる職場環境を」日本看護協会出版会 2017年
- 共著 訪問看護が支えるがんの在宅ターミナルケア 日本看護協会出版会 2015年
などなど・・・
スタッフ構成
- 看護師13名(常勤7名 非常勤6名)
- PT1名(非常勤)
- OT1名(非常勤)
- 介護支援専門員3名(うち1名は兼務)
- 社会福祉士 (東久留米在宅療養相談窓口の専任相談員)
- 事務員2名(常勤1名 非常勤1名)
-
「分かち合い・助け合いながら切磋琢磨し、互いが成長できる職場」を合言葉に、スタッフ一人一人が協力し合い・助け合いながら気持ちよく仕事しています。